キュービクル　鍵交換　ハギワラからタキゲンへ

今年の3月は暖かな日が続き、例年の寒さを感じることが少ないですね。
あと僅かで4月を迎え、爽やかな風が頬をなでる気持ちの良い気候になりました。

先日、キュービクル（受変電設備）の鍵が開きずらくなっているので交換してほしいとのご依頼を請けました。
現地確認したところ、型式自体も古く鍵はハギワラ製がついておりました。
ハギワラとは随分前に廃業した会社で、こちらのキュービクルは鍵が特殊です。
鍵を差し込みハンドルを回すのですが、鍵は500番鍵でハンドルを回す道具が独自のものでした。

私も初めの頃は、この鍵が無く、且つお客様もどこにあるかわからない等で苦戦しました。
500番鍵を差しどうにか回す等で対応した苦い経験も・・・

交換作業に辺り、事前に採寸し適合するタキゲン製のものを準備。

まずは鍵を取り外し

タキゲン用の取付穴を加工（加工後の防錆処理必須）

こちらに新しい鍵を取付て完了です。
ロック板は既設を流用しました。

作業は通常1時間ほどで完了します。
扉付近での作業の為、停電は不要となっています。

しかしながら、施工日は3月中旬で極端に気温が下がった日となりました。
埼玉県は雨降りしきる中、強風が時折吹き、午後には降雪となった日です。
雨養生や風対策等が必要だったため、3時間程掛かりました。

各事業場様で電気の肝となる部分です。

いつでも点検できるよう設備の状況確認を推奨致します。