寒さが深まりつつあり、ついに朝方は作業車のフロントガラスが凍る時期になりました。
朝早い現場の時は凍結除去作業から一日が始まります。

さて、今回ご紹介させていただきますのはテナントビルの電力量計交換作業です。
一般住宅等とは違い、テナント等で各所設置されている電力量計はビル所有者で交換されるものです。
通常の電力量計と容量の大きい計器（ＣＴ）では計量法で定められている交換年数が異なります。
ご注意ください。

交換依頼をいただいたお客様は1F以外は空いており、一部改修していました。
誰もいないので日中作業で対応することが出来ました。
4F貸部屋　パイプシャフト内に設置されていました

2Fと3Fは前回の契約者が両方借りていて、電灯・動力が1系統しかありませんでした。
メーカーは新設での工事です。
別々で貸したいとの要望がありましたので幹線分岐メーター新設・メーター交換作業となりました。
事前確認の際にキュービクルからの幹線の容量を確認し設計を致しました。
テナントサイズに見合った容量でしたので、大掛かりな工事にならずに済みました。
3F電力量計　動力電灯共に新設　動力盤流用

2F電力量計　動力電灯共に新設　電灯盤流用

メーターを設置し開閉器(ブレーカー)まで行い、既設の配電盤を最大限流用しました。
これで入居されるお店の電気設備工事が軽減されるかと思います。

さて、1Fのメーター交換については
借り手はコンビニエンスストアでした。
コンビニさんの停電は色々と事前準備が必要で、前以て停電告知させていただき同日での対応いただけました。

今回は既設設備の関係もありましたが、一般的な容量のメーター交換で統一できましたので次回交換は同じ年に実施で出来そうです。
管理者側の負担が減れば何よりかと。

弊社では様々な電気・設備工事に対応させていただいております。
お困りなことや設備更新予算見積もりなどお気軽にお問い合わせください。