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接地改善作業 B種

空の青さが夏らしく輝きを増してきました。
入社して初めての夏を迎え、サイズが大きい為なかなか届かなかった夏服もやっと届き(笑)、厳しい暑さに向けて着々と準備を進めている今日この頃です。


埼玉県さいたま市 長谷川電気です。


今回は、先月施工を行った接地工事について記載します。

電気工事士や電気主任技術の方ならばなじみ深い言葉ですが、携わっていないとどんな工事と疑問が出るかと思います。



接地工事は「接地」という言葉にあるように、異常をきたし電気が流れてしまった時に、感電・火災事故等の人体・機器に、損害を与えないようにするため、地面(アース)にその電気を流し、安全措置取ることを目的とした工事のことをいいます。
地面と繋げる工事ですね、聞きなれた言葉でアースという言葉が解りやすいと思います。


接地を行う目的はさまざまですが、その目的によって取るべき接地抵抗値が規定されています。接地には、保安用接地・機能用接地・雷保護用接地の3種類がありますが、保安用接地はどのような電力線に使用するかによってさらに4つの種別に分けられます。

A種:高圧用の電気機械器具の金属製外箱、避雷器などに施す接地工事。高圧機器による感電等の災害防止用の接地工事。

B種:高圧と低圧を変成する変圧器の低圧側1線に施す接地工事。電力送電会社に確認し数値の決定

C種:300Vを超える低圧電気機械器具の金属製外箱や金属管などに施す接地工事。

D種:300V以下の低圧電気機械器具や金属製外箱および金属管などに施す接地工事。

こうした種別によって、取るべき接地抵抗値の上限も異なります。


今回はこの中のB種設置工事の依頼がありました。
B種接地工事の「接地抵抗値」は計測値によります。今回は、年次点検で測ったところ、102Ωあるため改善してほしいとの依頼でした。
電力送電会社による設定値は87.5Ω以下が必要でした。(150/変圧器高圧側電路の1線地絡電流などなど割愛)
周辺の造成などで当初は数値を満たしていても、地下水流の流れが変わったり等で時間とともに変化してしまうものではあります。

では行った施工について説明します。

まず、適正な距離に穴を掘り、アース棒を打ち込みます。
注意点として他の接地打設箇所とは離すことに注意して場所を確定します
電流抵抗の少ない銅の棒を打ち込んでいくのですが、最後に測定した際に規定値を超えてしまうと、電気が流れる面積を増やすために、数値が出るまで本数を増やしていきます。一番単純な施工方法は、ハンマーで棒が埋まるまでひたすら叩く方法です、これ疲れるんですよね(笑)それでもダメな場合は、穴を掘って大きな銅板を埋めたりもします。
余談ですが、埼玉県に限ると西側の方では、数値が出にくく、通常より多くの本数アース棒を打ち込むことが多いです・・・(実際に経歴ありです)

アース棒を打ち込んだら、IV線を配線して機器等に接続します。今回はCUBのB種接地端子に接続です。

配線・接続が終わったら、精密接地測定器(アーステスター)で測定です。大丈夫87.5Ω以下ですね、しかし施工の時は大丈夫ですが、後になって数値が出ないときもあります。次回の点検の際には気を付けないといけません。

作業が終わったら埋め戻して、工事完了です。お客様にご挨拶をして帰社となります。

作業は単純ですが、現場状況によって数字が出たり出なかったり運に少なからず左右され、運がないとメチャクチャ大変になる作業になります。

今回ブログを書いていて、長谷川電気の接地工事には、運気の良い作業員を派遣するのが良いと気づきました。早速上司に申し入れをしたいと思います。(笑)









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