キュービクル更新 位置変更による移設
今年は春の訪れも早く、4月前なのに夏日なんてニュースも耳に
しました。春一番も昨年より14日早かったみたいです。
気にしていませんでしたが、夏日って何?と疑問に思い調べた
ところ、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日、0℃
未満の日を真冬日と言うそうです。
埼玉県 さいたま市 株式会社長谷川電気 です。
今回は、そんな春一番が吹く少し前に行った、キュービクル(以下CUB)更新工事をご紹介いたします。
キュービクル更新(設置場所移設)
今回は、完成写真から。
埼玉県某市(クレ○ンし○ちゃんの町)で経年劣化
により高圧電気設備更新、CUB(高圧変電所)を更新したいとご依頼がありました。
既設CUBは屋上に元々ありましたが、屋上が手摺・柵で囲われ
ていなく、屋上に上がるのもタラップ梯子で登るため、容易に
保守点検できる場所ではない事など、安全対策上の問題で地上
(駐車場一区画)に移動することになりました。
又、CUBの設置位置の変更は、容量を増やす場合トランス
自体が大きくなり、CUB函体内に収まらない場合等、CUBが
大きくなる場合に移設することがあります。
既設キュービクル 施工前 施工後
今回の施工ではCUB位置を変えたため、供給側からの配線
(引込高圧ケーブル)も合わせて交換しています。
高圧ケーブル更新(移設CUBまで新設)
この建物は地中埋設受電で建物に引き込まれていましたので、
供給側電力との分界点(地中用キャビネット)前のハンドホー
ルから地中と、露出で配管をしCUBまで配線をしました。
(掘削したところ他の管が出てきた為、最短で地上に上げることになりました)
低圧配線改修(屋上までラック敷設)
又、既設の建物各所に配線してある2次側ケーブルですが、
新設CUBからケーブルを必要本数を配線し、元々あった
既設CUBを中間BOXとして残し、その中でケーブルをジョイント
させました。
キュービクル基礎架台新設(鉄骨溶融亜鉛仕上げ)
新しくCUBを設置する際に地面置きの場合は、基本はコン
クリートで基礎を作りその上に設置しますが、地面がコンクリ
ート造りでしっかりしていたので、施工費用を抑えるため
H鋼の架台基礎を採用しました。
お客様のご要望で、CUB設置場所を移設してほしいとお話
しはよくあるのですが、どうしても同位置に設置するより高額
になってしいます。
施工までたどり着けないのが続きましたが、
久しぶりに設置位置移設の施工を頂いたので、とても楽し
く、又良い経験をさせて頂いたと思っております。
長谷川電気は、お客様の『高圧電気工事のこんな事できる』の
ご要望を対応できるように日々精進しております。
まずはご相談して出来るのかを確認するのが一番だと思って
おりますので、皆様お気軽にご質問ご連絡をして下さい。
また長谷川電気は電気工事士・施工管理補佐を募集しております。一緒に楽しくスキルアップしていきませんか。
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