重量工事 揚重作業
『人という字は、2本の線が支えあってできている。人とは支えあって生きているんだ』
若い人には馴染みがないかもしれませんが、私の幼少期に人気のあったTVドラマ、
『3年B組金八先生』の武田鉄矢が演じる、坂本金八の格言です。
今回は、そんな言葉を噛み締めながら行っている、一部の施工について書こうと思います。
埼玉県さいたま市 高圧電気工事の長谷川電気です。
弊社で高圧変電設備の更新工事を主に行っているのは、今までのブログを見て
頂ければ一目瞭然と思いますが、Cub・トランスなど200kg以上の重量物を交換することが多々あります。
交換作業場所も、地上設備から屋上設備など様々な場所で行うことが多く、対象物の
重量からして人の力で行うにはとても不可能なものが多いです。
長谷川電気でも、重量トビの協力会社に手伝っていただき、たくさんの案件を行って来ました。
そんな重量楊重工事の一部を紹介したいと思います。
重量楊重と言っても様々なパターンがあり、Cub交換などの物をそのまま据える場合、
地上であれば下の写真の様に、ユニック車から直接搬入・撤去する方法が通常になります。
これが屋上やユニック車が入らない場所だと、下の写真の様にラフタークレーン車を使用
します。
写真04
又、トランスなどCubの内に設置・撤去する場合は、すぐ脇まで上記の重機で運び
下の写真の様に、門がまえの櫓を組んで、滑車などでスライドして運搬します。
この場合、ユニック車・ラフタークレーン車で運搬、櫓で運搬の2工程になります。
ただ最近では、条件がそろえば写真の様な部材を使用し、1度の工程で直接Cub内から出し入れも
行っています。
通常サイズの重機が据えられないところは、上記で記載した櫓を何度も組みなおして運搬したり、
最小の重機を用意したりもしています。
(写真は重機が据えられず、階段通路から搬出した写真です。)
ただしこの方法は、手間と時間が掛かるため、どうしても割高にはなってしまいます。
どうですか?色々な工法がありますね。
長谷川電気では、お客様の要望に少しでも応えられるよう、電気施工以外の部分も様々な協力会社と相談・意見を交換しながら、より良い工法を模索し取り入れています。
お客様にも弊社の施工体制でも、『人と人が支えあう工事を日々心掛る』そんな長谷川電気を
これからも宜しくお願いいたします。