ブレーカー交換(キュービクル内)
春もいよいよ終わりに近い今日この頃、桜も散りいよいよ暖かくなってきました。
弊社近くの桜並木でございます。また来年も楽しめるよう1年頑張ります。
さいたま市見沼区 電気工事を承っています長谷川電気です。
4月の中頃にキュービクル内に設置されているブレーカー交換作業を実施いたしました。
普段はLBSやトランス、PAS高圧ケーブル等の更新作業を行っていますが
低圧側のブレーカーも定期的に確認し、必要に応じて交換を推奨します。
電気設備点検の際に入り切りするので、長年使用しているとブレーカーが再投入や切断が出来なくなる恐れがあります。
今回は裏面型(バックスタッド)の開閉器交換となりました。
施工前状況 台数は少ないのですがブレーカー容量が大きいのでサイズも大きくなっています。
裏面で接続するタイプですので接続部分は裏側で全てされています。
背面の狭小スーペースで低圧側の電線を離線します。気を付けないといけないのが電線の色分けです。
古いテープが張ってある場合は作業中に取れてしまうことが多々あります。
電灯回路は中性線させ間違わなければ問題ないのですが、動力回路は正相・逆相があり正しく接続しないと回転系の機器が逆に回ってしまう現象が起きます。
既設ブレーカーを外すと正面側はこのような状況になります。
裏面への開口が残っています。
交換対象のブレーカー製造年次第ですが、古いものだと大抵この盤面の加工が必要です。
本工事では半数のブレーカーが寸法が合わず加工しました。
一番大きい800Aブレーカーについては準備していた鋼板を使用し取付いたしました。
更新推奨時期があるのはキュービクル内の高圧機器だけではなく、低圧側ブレーカーもあります。
突然ダメになるケースは少なく、入り切り操作がしっかりと動かなかったり遊びが出てきているようでしたら要注意です。
早目にご確認いただき、交換を検討等ご相談下さい。一度現地確認させていただき見積致します。