施工実績

コロナワクチン用 超低温冷凍庫

向暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

梅雨の雨に仕事がはかどらず、気持ちが沈みがちですが、
ホトトギスが夏の季節の到来を告げて、気持ちとともに空も晴れ上がって
来るのが待ち遠しい今日この頃です。

埼玉県さいたま市 長谷川電気です。

『ホトトギスが夏の季節の到来を告げ』と記載しましたが、ホトトギスは、夏の訪れを知らせる鳥として、俳句の中で用いられます。

又、長江流域に蜀という傾いた国(秦以前にあった古蜀)があり、そこに杜宇という男が現れ、農耕を指導して蜀を再興し帝王となり「望帝」と呼ばれました。
望帝杜宇は死ぬと、その霊魂はホトトギスに化身し、農耕を始める季節が来るとそれを民に告げるため、杜宇の化身のホトトギスは鋭く鳴くようになったと言う中国の故事や伝説にもとづいて、ホトトギスは「杜宇」と別名があるそうです。
ホトトギスが、時を告げる鳥『時鳥』と書かれるのは、そのような背景があるからなのかもしれません。

話が長くなってしまいました。本題に入ります。(笑)

今回は、最前線でコロナウイルスと戦っている人達へ、少し協力できた施工事例を記載します。
時期が少し前ですが、埼玉県某病院からコロナウィルスのワクチンを保冷する、冷蔵庫(超低温冷凍庫)の専用コンセント増設のお話を頂きました。

既設の分電盤から、20m程配線して専用コンセントを設置する工事でした。
今ある脅威に長谷川電気も一緒に戦って行こうと、率先して工事を請けました。

まずは建物の一部電灯盤を停電させます。今回は1階に設置するので、1階の電源だけ停電させました。
電気工事は、まず電源を落として電気が通っていない状況にするのが鉄則です。素人さんが電気工事をする際に、電源を切らずに作業をしてしまうことがありますが、感電・漏電の危険がありますので、電気が通っている状態での作業は絶対やらないで下さい。
といいますか、電気工事は長谷川電気に(笑)

電源ケーブルを這わせる際は、2か所の天井ボードを剥がし、天井裏で釣竿みたいな道具(ケーブルキャッチャー)を伸ばして、その先端にケーブルを括り付けて引張るという作業をします。

はたから見ると写真のように、上半身だけ天井に入れてガサゴソ何かしているか分からないですよね。(笑)
単純な作業ですが、天井裏の既設配線や照明器具などを傷つけたり絡ませないように、細心の注意が必要な作業です。

配線が引けたら、壁に開口をしてコンセント金具を取り付けです。
こちらも、はたから見るとしゃがんでないかゴソゴソしている絵になります。(笑)

取付後は、絶縁抵抗計で検査をして問題なければ、建物の電源を復旧して、正常な電気が流れているかをテスターで確認して終わりです。
写真で分かる通り、ちゃんと100Vの電流が確認できました。

完成です。今回は20Aのブレーカーが必要だったため、既存分電盤の使用していない10Aブレーカーを20Aに交換し接続しました。

今回は、世界で猛威を振るっているコロナウィルスと戦う皆様のお力に少し貢献できる機会を頂くことができました。
これを読んでいただけた方も、外出自粛など不自由な生活で、梅雨の時期のように心が沈みがちだと思いますが、
ホトトギスが夏の到来を告げるように、止まない雨がないように、長谷川電気も微々たるものですが力を合わせ、笑顔で皆様と晴れ渡った夏を迎えられるように精進していきたいと思います。

頑張れニッポン!!
がんばれ人類!!

コロナワクチン用 超低温冷凍庫

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