施工実績

キュービクル ステージ塗装

八十八夜を過ぎ、夏が近づいてまいりました。新人社員の方も、社会人としての生活にも慣れてきたころではないでしょうか。
ちなみに「八十八夜(はちじゅうはちや)」とは、立春から88日目の日のことをいいます。
2月4日頃が立春なので、5月2日頃が八十八夜となります。
私たちも、今年度から新体制になりどうにか流れができてきました。

さいたま市見沼区染谷 長谷川電気です。

今回記載させて頂くのは、いつもと趣旨がかわり、電気工事に付帯した工事の中から、塗装工事について
記載したいと思います。

電気工事会社が塗装工事?と思う方は多いのではないでしょうか。
しかし電気工事を行うにあたり、土木工事や搬入出の運搬作業、塗装・鉄骨組立など多種多様な分野に
関わらなければいけなくなる事が多々あります。

今回は、高圧変電設備(キュービクル※以下Cub)を交換するにあたり、Cubを載せている
鉄骨製のステージも古く、補強の意味も兼ねて塗ることになりました。

今回は、私たちは電気屋なので、協力会社の仲間に仕事を依頼しました。

初めに、他のところが汚れないように、しっかり養生を行います。
ここで手を抜くと、後で苦労する羽目になる為、丁寧に行ってもらいました。

<ケレン作業>

最初に、今回は鉄骨の素材なので、錆やホコリ・塗膜などを、鉄の束子のようなスポンジのようなもの(マジックロンて言うそうです)
で、隅々までこすります。これをケレン作業と言います。

ケレンとは主に鉄部に対して行う「素地調整」を意味する言葉で、素地調整の中でもさび落としの意味合いで使われることが多いです。
建築現場では「素地ごしらえ」「下地処理」などという言葉も使われていますが、基本的に行う作業は同じ。
塗料を塗る前に素地をキレイにする、整えることをいいます。

これがなかなかしんどく、作業員に聞いても一番嫌な工程だそうです。

<塗装作業>

次に塗装作業です。今回は下塗りと上塗り(仕上げ塗り)と2回塗装をしています。

ちなみに塗装とは、塗料や保護材などを製品の表面に塗り、コーティングする仕事です。
製品を美しく見せるだけでなく、水分や紫外線から製品を守るために、さまざまな塗料を使い分けなくてはなりません。
塗装の対象となる製品は、自動車やバイク、重機、金属、木材、建築物など多岐にわたります。

下塗りは下地と上塗材を密着させる役割を持っていて、下塗りがきちんとできていないと、
上にどんなに良い塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまったり、塗料のもつ効果を十分に発揮できません。

下塗りは、仕上がりの際には目には見えませんが、丁寧に隅々まで塗っていただきました。さすがプロの技と感心しました。
又、塗装する際は、裏側や細かい部分から塗装するのが鉄則だそうです。電気屋にはない知識です(笑)

続いて、上塗り(仕上げ塗り)作業になります。塗る目安は、先に塗った塗装が、指で触っても塗料が付かない程度まで乾燥させてから行います。

上塗り作業とは、塗装の最終段階であり、仕上げの工程を言います。
上塗りの役割としては、見栄えを整える・雨風や汚れから塗装部を守るといった機能が挙げられます。
上塗りは外観を決定づける工程であり、色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まります。

ちなみに、遮熱性が高い塗料、カビに強い塗料など、特別な機能を持つ上塗り材もあるので、使う際は良く検討して行てください。
塗料の種類によってはさらにもう1回、もう2回と上塗りを繰り返すこともあります。

<作業完了>

作業完了です。

今回は、ツバメが巣を作ってしまうため、鳥害ネットが張ってありましたので、そちらの交換も依頼されました。

周囲のネットは鳥害対策として設置しました
うーん奇麗ですね。素人の私が塗ったら、塗りムラだったり余計なところを塗ってしまっていましたので、
餅は餅屋・電気は電気工事会社・塗装は塗装会社に依頼するのが1番だと改めて思いました。

ただし、複数業者に依頼するのは手間で料金も割高になると思いますので、電気・塗装を御用邸の皆様、
是非、長谷川電気にご依頼をお願いいたします。

キュービクル ステージ塗装

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