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高圧設備は『何故更新するのか?』

 今年の春はも多く、桜の開花宣言も場所には寄りますが例年より
遅く出ていましたが、それでも入学シーズンには間に合いました。
 桜のトンネルをくぐった自分の入学式を思い出しノスタルジックな
思いが胸を包みますが、今年は私の子供が高校に入学するので、いつ
もと違う何とも言えない思いが胸を満たしております。

 

埼玉県 長谷川電気です。

 

 今回は、何度か書か来ましたが、高圧設備を『何で更新するの?』
について書きたいと思います。

 

 高圧設備と言っても、特に伝えたいのが『PASとUAS(UGS)』です。
この2つは、東京電力とお客様設備を分ける分界点に付ける遮断器に
なります。

 お客様設備(引込高圧ケーブル)が、地中埋設で引き込んでいる
ときは、『UAS(UGS)』。電柱から架空で引込まれているときは、
『PAS』を取り付けます。

 UAS(UGS)は、埋設用東電キャビネット内に・PASはお客様構内柱の
柱上に取付けられ、お客様設備で【電気的な不具合が生じたとき】に
瞬時に東京電力などの電力会社との接続を遮断する機械です。

 

 

【電気的な不具合が生じたとき】

これが重要で、今使えているからと
言って、問題が発生した時に、経年劣化などにより作動しなかったら、
お客様で発生した【不具合の電気】が供給側設備に流れて停電させて
しまう恐れがあります。

 お客様設備が停電するのであれば、お客様の業務が止まってしまう
損害だけ(これも起こってしまっては大問題ですが)ですが、供給側
設備が停電してしまうという事は、その一帯のエリアが停電するとい
うことですので、場合によっては補償金額も高額になります。

 

 ですので、まず『PAS・UAS(UGS)』こちらの更新は気に変えるよ
うにして下さい。(年次点検などで主任技術者様が提案されます)

 

 又、古い設備ですと、『PAS・UAS(UGS)』が取り付けられていな
い設備も多々あります。主任技術者様に、取り付けられているかの
ご確認をし取付けることをお薦めします。

 

 『PAS・UAS(UGS)』以外も高圧機器の更新はあります。そちらは
次回にご説明したいと思います。

                           つづく

 

電気工事・高圧工事は埼玉県さいたま市の株式会社長谷川電気へ
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