高圧設備改修工事 ケーブル引抜不可⁉
暑さも落ち着き初秋の候
こんにちは さいたま市見沼区 長谷川電気です。
今回は8月に施工を実施した PAS新設(VTLA内蔵)ケーブル更新工事 の紹介です。
埼玉県戸田市にて施工依頼を頂きました。
施工前状況は、PAS(区分開閉器)が設置されておらず
今後、停電が必要な検査の実施の度に電力会社への工事負担金が発生する可能性があり
PASの設置と合わせてケーブル更新を実施しました。
従来の工程に沿って、LA接地(10Ω以下)を先行で行いました。
アスファルト斫り復旧作業がありましたが、接地棒10本以下で無事完了!
PASを設置するお客様の柱が建物奥にある為、用心に越したことは無くブームリフトを前日に配置
万全な体制でいざ施工当日、試しに高所作業車を配置しようとするとギリギリ入れました。
ケーブル長さは25m程でしたのでスムーズな施工が予想されたのですが
既設ケーブルが抜けない・・・
ウインチを使っても抜けない・・・
どうやらお客様柱からキュービクルまで全て鉄管で配管していたようです。
急遽、メッセンジャーワイヤー工事に変更
必要材料を取りそろえ外部よりケーブルを配線致しました。
こちらのお客様は、盆正月以外のお休みが無く当工事日もどうにか調整いただいた経緯がありました。
何とか停電作業を完了し、送電することが出来ました。
ケーブル引替え作業の際は、万一を考え別ルートにて施工させて頂く事があります。
ご了承いただければ幸いです。