施工実績

変圧器(トランス)更新交換工事

夜も暑い今日この頃、、、

まだまだ空調服が手放せません さいたま市見沼区 長谷川電気 です。



8月に行いました工事を紹介させて頂きます。

埼玉県所沢市某所にて、高圧受電設備(キュービクル)内のトランス(変圧器)の交換更新工事を実施致しました。

現場は地上5階建て屋上にキュービクルが設置しており、搬出入は外部周辺からラフターにて揚重しなければなりません。
駅前でテナントビルだったこともあり、夜間工事となりました。





まずは、主任技術者さん方で、新しいトランス(変圧器)の耐電圧試験を行います。



耐電圧試験とは、電気製品や部品が使用電圧に対して十分な絶縁耐力があるかどうかを確認するための試験です。
電気製品の安全性を確保するための基本となる試験、その目的は通常取り扱う電圧に対して充分な絶縁耐力があるかどうかを確認することです。
絶縁破壊があるもの、または絶縁破壊を起こす可能性のある不良品を見つけることです。
その方法は、通常取り扱う電圧の1.5倍の交流電圧または2倍の直流電圧で、規定された電圧を規定された時間印加したとき
絶縁破壊を起こさなければ、その絶縁物は十分な絶縁耐力を持つと判断されます。





耐電圧試験と同時並行で、停電作業を行います。
今回は高圧キャビネット(供給用配電箱)でしたので、UGS(地中線用負荷開閉器)で電気を停めます。





停電した際、キュービクル内のDS(断路器)に放電作業行います。
DSに短絡接地を取付ます。





これでやっと、機器の交換作業に入ります。



トランス(変圧器)の離線、足元のボルトを外し搬出を行います。

その流れの中、新しいトランス(変圧器)を設置します。
トランスのベース部分の加工も必要でしたので穴を開けピッチを合わせます。





今回の更新工事では既設のトランスに防振ゴム架台が設置されていました。
既設同等の施工とのことでしたので取付いたしました。
トランスは変圧時に微振動することがあり、本体の程並びに騒音防止をする役割があります。





夜間での工事は、判断が鈍りやすく体力を消耗しますが、社員皆で声掛けし
無事に工事を完工致しました。


株式会社長谷川電気は、夜間も明るく元気に安全作業を行う会社です。

変圧器(トランス)更新交換工事

埼玉県所沢市

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