SCSR 高圧コンデンサ高圧リアクトル更新
暦の上でも立冬を迎え、冬の訪れを感じる日々が続いております。
朝晩は冷え込み、日中は陽が差すと暑くも感じる。服装が難しい時期となりました。
秋服か冬服か・・・
さいたま市見沼区 株式会社長谷川電気 です。
この度は埼玉県川越市にて高圧コンデンサ高圧リアクトルの更新作業を対応させていただきました。
設備容量が大きくない場合はキュービクルに高圧コンデンサSCしか設置されていませんが
300KVA以上の大きな電気設備を設けている工場等はリアクトルの設置が推奨されています。
この高圧リアクトルSRはコンデンサの保護や高調波対策として有用なものとなります。
高圧コンデンサへの突入電流の抑制や、高調波の拡大防止の大きな役割を果たします。
高圧機器なので推奨更新時期がございます。
絶縁低下や最新機器の向上もありますので定期的な更新計画をご検討下さい。
今回の更新前状況です。
高圧コンデンサと直列で接続し、商用側(電源側)で配線されているのが分かります。
見た目は小さいのですが、質量は重く140kg程もあります。
施工作業員での人力での搬入出は危険リスクが大きく重量鳶の作業が必要となります。
重量鳶さんの経験と知識で安全に搬入出致しました。
今回のリアクトルは乾式モールドでしたのでPCBは絡みませんでした、油入リアクトルもありますのでその際はPCB検査が必須となります。
※検査を実施していない場合は弊社で回収不可となります。
作業は問題なく終了
同等後継品での更新作業が完了いたしました。
直列接続されているコンデンサとリアクトルはセットとして、同時に更新交換いたしました。
更新推奨時期を迎えているものは合わせて工事することをお勧めします。
次回の更新計画等で設備管理保守をしやすくなります。