PAS更新工事 無方向からVTLA内蔵へ(専用接地工事)
桜の花もほころび心浮き立つころとなりました。
2020年は桜を満喫するタイミングがありませんでしたね。
自家用設備更新工事も請け負っております 株式会社長谷川電気 です。
本年は工場移転に伴う、高圧設備・低圧幹線工事の依頼を請けており
内装工事に合わせ順次作業させていただいております。
先日、移転先の受電設備(キュービクル)の改修増設作業が完了しました。
施主様が落雷による被害を軽減したいとの要望があり、PAS(気中負荷開閉器)にLA(避雷器)内蔵型の依頼を請け更新工事を致しました。
既設のPASは無方向でしたので、LA用の接地工事を先行実施しました。
お客様柱の周囲はアスファルトで整備されていたので、柱直下の斫り作業から
アスファルトは大抵50mm程度の厚さですので、カッターを入れ斫り作業を行います。
接地棒を打ち込むための穴を深めに掘り、打設作業を実施
今回は現場近くに用水路が流れていて、基準水位が高いこともあり簡単に規定数値まで達しました。
A種接地(10Ω以下)
写真は最終数値ですが、雨天でしたので念のため追加で接地棒を打ち込みました。
接地工事完了後はアスファルト復旧となります。
事前に作業を行い、PAS更新工事を実施しました。
当日は天候もよくスムーズに作業を実施。
内装工事業者の方には停電3時間の了承をもらい作業となりました。
作業環境が良いこともあり2時間程度の停電にて完工。
受電設備改修ーPAS更新 まで完了となりました。
後は第2変電設備設置と幹線工事です。
しかしながらコロナウィルスの影響で、外国製設備の輸入等の見通しがついておらず
全体工事は延期となってしまいました。
工事の進展がありましたら、改めて記載します。