石綿(アスベスト)工事前確認報告について
今年は日本海側では特に、例年にない大雪とのことですが、いかがお過ごしでしょうか。
埼玉県さいたま市 株式会社長谷川電気 です。
石綿(アスベスト)についての法改正がされたのはご存じでしょうか
令和4年4月1日から施行されており、一定条件での石綿調査報告が義務となりました。
【報告対象となる工事】
建築物の解体工事(解体作業対象の床面積の合計80 ㎡以上)
建築物の改修工事(請負代金の合計額100万円以上(税込))
工作物の解体・改修工事(請負代金の合計額100万円以上(税込))
石綿障害予防規則に基づき労働基準監督署にも報告する必要があります。
石綿障害予防規則に基づく報告は、上記に加え、鋼製の船舶の解体又は改修工事
(総トン数20トン以上)も必要です。
一見すると電気工事会社にはあまり関係ないように思われますが、
配管工事では躯体にアンカーを打設し支持点を作成
配線経路を変更する際に穴開け(コア抜き)
などなど、該当する施工内容が含まれることがあります。
点検調査報告するには資格が必要で、今まで弊社では石綿作業主任者、並びに建築物石綿含有建材調査者の保有者は1名しかおりませんでした
報告に該当する案件が多くなってきたため、スキルアップを含め従業員に石綿作業主任者講習の受講を行いました。
やはり来られていたのは建築関係や解体業者が主でしたが、設備・電気関連のかたも見られました。
石綿調査報告は資格保有者しかできず、現在は石綿作業主任者でも可能です。
しかしながら本年10月からは建築物石綿含有建材調査者の保有者になるため、足掛かりとして受講する方が増えています。
弊社も予約がなかなか取れず苦戦しました。
講習は2日間で、その期間の仕事調整は苦労しましたが今後必要な資格となるためどうにか頑張りました。
石綿=アスベストは人体に害のあるものとされています
完全に使用されなくなったのは新しく 着工日が2006年’平成18年’9月1日以降の建物となります。
上記以前に着工されている場合は調査の対象となります。
解体工事のみならず、改修工事や増設工事の際にも適用されるということをご注意ください。
弊社では現状従業員ほぼ全員が取得しておりますので、何かございましたらお気軽にご連絡ください。
株式会社長谷川電気
〒337-0026
埼玉県さいたま市見沼区染谷1344-1
TEL:090-1440-5910