キュービクル式高圧受電設備とは
7月に入り蝉の声が聞こえ始め『夏真っ盛り』に突入しました。
台風の季節でもあるため現場作業には頭の痛い時期ですが、寒いのが苦手な
私には待ちに待った季節です。
埼玉県さいたま市 長谷川電気です。
今回はキュービクルについて書きたいと思います。
<キュービクルとは?>
キュービクルとは何ぞや?聞きなれない方も多いと思われます。
キュービクルとは、正式には『キュービクル式高圧受電設備』と言います。
商業施設や工場、オフィスビル、病院や学校など様々な大きな電力を使用す
る建物で、屋上や敷地の片隅などに「変電設備」と書かれた大きい鉄の箱がよ
く設置されています。
この箱は「キュービクル」と言い、電圧を変換する機器を収めたものです。
<キュービクルの必要な場合は?>
少し詳しく書くと、電力会社との電気契約が50kW以上で、発電所から送られ
てくる6,600Vの高電圧の電気を、施設で使える100Vや200Vの電気に変圧する
機器を金属製の箱(筐体)に収めたものです。
低圧の電気は、高圧の電気に比べてあまり遠くまで運べないという欠点があ
り、でもそれだと発電所の近くでしか満足に電気を使えません。
よって多くの電気を使用する事業所は、より遠くまで電気を運搬でき幅広い
範囲をカバーする高圧受電を、電気供給会社と契約します。
その際、高圧の電気を受電し施設で使える100Vや200Vの電気に変圧する
キュービクルが必要となります。
<キュービクルの工事って?>
キュービクル内の機器は、長期間使用すると経年劣化により機能や性能が
徐々に損なわれ、停電事故など重大な事故に繋がる恐れがあります。
※場合により周辺エリアの停電に繋がる恐れがあります。
その為、高圧受電を契約するにあたって、電気事業法、第42条第1項により、
保安規定を定めることと、第43条第1項により、電気主任技術者を選任する
義務が発生し、電気主任技術者による定期的な検査が必要になります。
その検査の結果や、内部機器によりますが10年~20年を目安に更新工事が
必要になります。
※高額な工事になるため、前もって電気主任技術者様にご相談をし、計画的
なご対応をお考えした方がよいと思います。
<長谷川電気の強み>
弊社は、その更新工事を数多くこなし信頼と実績を積んできました。
おかげ様で数多くの現場対応を行えましたので、様々な状況への対応力も付き
他社では難しいと返答のあったお客様へのお困りにご対応できる自信と技術を
自負しております。
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